大岩昭之さん講演会 6月3日(土)17:10 練馬区役所本庁 20 階 交流会場にて

千碉の国

~ギャロンチベット族と碉楼文化~

場 所: 練馬区役所 本庁 20 階 交流会場

日 時: 2023年6月3日(土)17:10~18:40

ご予約: 基金会事務局 Tel:03-5912-1232 Fax:03-5912-1233

e-mail : gesanmedo@yahoo.co.jp

丹巴は四川省カンゼ・チベット自治州の東部に位置します。ここにはチベット族の中でもギャロンチベット族と言われる人々が多く住み、そして碉楼と呼ばれる石の塔が多く建っていることでも知られています。

史料によると、清代の乾隆年間(1736~1795)の「金川の乱」の時に金川・小金川両岸の流域地域には「千碉が林立」し、一つの部落だけでも石碉楼が三百余ヶ所もあつたと言われています。

これらの碉楼の機能については、一般的には見張り(望楼)や貯蔵、避難などですが、これだけでは説明できない面もあります。

ギャロン地区では、男子が生まれたら石と泥を用意して碉楼を造り始め、完成しなければ嫁をとることができないとも言われていました。

碉楼の高さは一般的には二、三十メートルですが高いものでは五十メートルにも達します。

この地域にも変革の波は押し寄せてきていますが、それでもまだまだ古き良き景観も残されています。とくに丹巴は「美人谷」ともいわれ美しいところです。

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